SVG フォントエディターで、SVG形式のフォントを作成することができます。作成したフォントファイルは、コンバータを利用して、True Type Font(拡張子 .ttf)などに変換して、通常のフォントとして利用できます。

SVG フォントエディター

SVG フォントエディターを立ち上げる

白紙のキャンバス → メニュバー「テキスト」 →  → 「新規(N)」 → フォント1を選択

「全体設定」タブ

ファミリー名・・・フォントの名称を設定(既定 SVGFont 1) 英数字のわかりやすい名称を入力

幅・・・フォントを作成するキャンバスの大きさ(既定 1024px)

キャンバスの設定

白紙のキャンバス・・・キャンバスをサイズを1024×1024pxに設定(ドキュメントのプロパティで)

全般設定の「幅」と同じ大きさに

フォントの作成・登録

1文字ごとに、次の作成・登録手順を実施してください。

パスの作成

キャンバスに文字のパスを作成します。1文字ごとにレイヤーにしてください。

一つのパスにしてください。(複数のパスで構成されている場合には、パス → 結合 で単一パスに)

フォントの登録

svgフォントエディターのグリフタブ →  → ①グリフ1のマッチング文字列をクリック → ② 登録する文字を設定 → 登録するオブジェクトを選択 → ③ → ④に登録した文字を入力 プレビューエリアに登録した文字が表示されます。

をクリックしてもプレビューが表示されない場合があります。登録文字のレイヤーを一番下にして、該当文字の登録削除(右クリック) → 再登録してください。

保存

文字の作成・登録ができたら、保存してください。(svg形式で)

これで、SVGフォントが作成できました。

続いて、windowsで認識可能なフォントファイルに変換します。

フォントファイルに変換

フォントファイルは、ttfまたはotf形式です。

変換は、フリーの変換サイトを利用します。

フォントのインストール

変換されたttf(またはotf)をダブルクリック → Windowsフォントビューアーが立ち上がりますので、をクリック → これで利用できるようになります。

インストールしたフォントの利用

インストールしたフォントは、「全般設定」で指定したファミリー名で利用することができます。

マイクロソフト オフィスなどでの利用

なぜかオフィスでは英数字用のフォントになります。この状態では全角文字をこのフォントで表示することができません。調査中です。

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2016.01