Inlscapeで作成されたオブジェクトは、XML規格に沿ったソースプログラムを作ります。
ソースプログラムを直接編集する場合には、XMLエディタを利用します。
XMLエディタを使う
XMLの例
キャンバスに円と楕円を描く
メニュバー「編集」 →
楕円が選択され、その属性情報が表示されています。
<svg>タグで、すべてのオブジェクトが記述されています。その属性値としてフィルやストローク、サイズや位置などが指定されています。(ノードと呼ばれます)
階層構造になっています。をクリックすると展開されます。
XMLを編集する
属性を変更する
Inkscapeでオブジェクトを選択してください。選択されたオブジェクトのソースが、選択されます。
sodipodi:cx cy・・・オブジェクトの位置
sodipodi:rx ry・・・オブジェクトの横と縦のサイズ
sodipodi:type・・・オブジェクトの種類(円)
style・・・フィル/ストローク
属性をクリック → ウィンドウ下部に属性値が表示 → 変更する数値を入力 → [設定]
ノードの追加・削除
(ノードの追加)(テキストノードの追加)(ノードの複製)(ノードの削除)ができます。
XMLとSVG
XML(Extensible Markup Language )は、国際的に広く採用されている、文書の構造化のための規格です。マイクロソフトオフィスでも2007から正式に採用されています。 XMLとは
SVG(Scalable Vector Graphics)は、XMLで記述された、2次元用のべクラーグラフィック言語です。 SVGとは
Inkscapeでは、全てのSVG規格には対応していません。XMLエディタで対応していない機能を追加することは可能ですが、Inkscapedでは表示できませんのでご注意ください。